Katsute_no_kigouのブログ

弱さの発露として世界を語ろう。それが遺書である。

人間の世界と私の構造は常に重ね合わされる。

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消え去る前の小話

 どうしてこんなばしょにいるのですかここにはなにもありませんよただただつらねられたことばのかずかずはしあわせをよばない。しあわせになりたいというきぼうものぞみもさまざまないしきによりなくなってしまったのですねそれはにんげんのしゃかいからとおざかりすぎてしまったからぎそうされたやくわりぶんたんとそのやくわりをしゃかいからおしつけられてきおうしたけっかなんですね。いいかいにんげんはこうなんだ。たいわもできずことばをたれながすいみはかつてきごうだったからあったんだんですがそれはなくなってしまったんですねしあわせはありえないのですからひとりでどんどんたいどうからおしだされてにげてしまったわけですねにんげんからにんげんのせいだとくにひとせかいすべてにたいしてかなしみそのなかでこのしゃかいなんてこわしてしまえといういしきもあるのだからしあわせはありえないのです。にんげんらしいこういがあまりすきでないのもただすねているだけだとしゃかいはいうにんげんはいうだからどうしたのでしょうかそれがなにもうまないことばなんです。たすけてくださいなんていったところでたすけてくださいはじぶんのないぶにしかないのですねにくむのやめてもっとたのしくいきようよいきられたらよかったのですがだめだったんですねここからでていくのはかくじつでもうあたまがでているのですねさいたいもいままさにきられようとしていてなきわめいてうまれなければないのですねたすけてください。とはひとりよがりなぼうしょくのあつまりなのでここからにげだせないのですからしあわせはありえなくてもいきなければさけばなければなかなければならないのですねかくじつにしぬせいをいままさにここにさずかったのですからここにはなにもありませんよ。けっこんしたいのですかぱーとなーですかそうではなさそうですかはあそうですかがんばってくださいがんばってくださいがんばってくださいがあたまのさきからきこえてくるのですからがんばらなければなりません。だってみんながんばれなんていうんですからそらをあおぎなくためにうまれたのですからこんなばしょにいるんです。しゃかいがきらいでしゃかいをにくんできょくさというものがありましたがそれらはしあわせはないのですねおぎゃあなんていうのはあたまのそとがわでやわらかいあたまのうちあがわにないのでたいわしていたがくせいがそうなってしまったのをかなしんでいるんですね。だからこんなばしょがあるのですことばがつらなるのですごみばこからこみばこへいどうするのですからしあわせをのぞまれてうまれてきましたというのはまわりのこえです。なくだけでいっしょうけんめいなのですからいぜんつながっているところからのこえはとどかないからまわりのみんなはそれをおぼえていないのですねこれはとてもかなしいことですどうしてこんなかなしいことになってしまったのでしょうかそれはあたまがもうすでにはんぶんもでてしまったからもうなにもわからないのですねさいたいはきられてもうなくなっていまにもなきさけぼうとしているのですからここにはなにもありませんよただせいがよこたわってこちらをみているのですからなくのです。ちいさくちいさくなっていくまえのところからのつながりがちいさなてではとどかないつながりがきえてしまうのですからしあわせというものがわからないのですがんばってよかったねがんばってよかったねいきようねしなないでねああなくなくなくそれだけおぎゃあがなればもうまえのことなんてなにもわからないそんざいしないからなにもうまれないのだからまえのばしょなんかなかったここでなきさけぶことだけさいたいがなくなるあたまがぜんぶでるそのよわいからだがぜんぶでるやけにさむいなそとはもうまえはしらないさけぶなくそうしてしあわせがそとがわにばかりあってそれははくしゅでえがおでなみだでだきよせられたああもうしあわせはこないのだからここでないのでしょうね。

 どうしてこんなばしょにいるのですかどうしてこんなばしょがあるのですかどうしてどうしてどうしてとそれらはまだわからないのでした。せかいをしるにはたくさんしらないといけませんからそうやってしってしあわせになれるのはいまのひとときだけだなんてとてもかなしいじゃないですかだからないているのですなかなければいけないのですこのばしょはそういうばしょでそれがせいとしのなかでくりかえされるのですから。だからこんなばしょにいるのです。ここにはなにもありませんよとなんどもくぎをさされたのですがこんなばしょにやってきました。ほんとうはやってきたんですねきのみきのままはだかのなかでここにいるんですよそれをみんなはしっているんですかそれをきこうとしてもないてわめくしかなくてまえのことをおもってもうおもえない。ああこれもひとことなきわめいているとだけいえばそれでおわってしまうのですからここからなにかははえませんしこんなばしょにはなにもありませんよ。

世界観と構造代謝の最中に消えゆく灯火