Katsute_no_kigouのブログ

弱さの発露として世界を語ろう。それが遺書である。

人間の世界と私の構造は常に重ね合わされる。

ただ励起され、この身の慌ただしさ

ずんぐりむっくりとした。そんな形容が正しいだろう。 わたしの自我、僕は忘却のまま、実際受け取る情報は歪んで認知の坩堝に煮込まれてどろどろとしたものを形にしていく作業。 このブログというもの。 ざくざくと並べていく文字の胡乱な流れ、美しい流れを…

喚いてもただ一つの自傷癖

人間なのに感情から逃げられると思っていたか? どう考えても不可能だ。お前が人間という構造に落とし込まれている限り。 感情というものから逃げてきたので、ふと様々な感情をぶつけられるとそれを何とか乗り越えることすらも出来ずに逃げてしまう。 それは…

老人は全てを持ち、私達は全てを持たない

そんなような声が聞こえて来る気がした。 昭和、平成、高度経済成長を経て豊かな時代を流れてきた者たちのことを羨む。それは背景を大雑把すぎる切り取り方をして、この貧しくなりつつあるイマからの反撃として、反抗として、暴力を振るう。 この社会になに…

この社会の仕組みのなかで

新年から雑記です。 今年も恐らく激動、時代に休まる時はないと感じています。 テーマは変わらずに『弱者』というものについて考えていく所存です。 『助けたい人は助けたい人の形をしていない』という言葉が示しているように、弱者を救うには人の力よりもシ…

性嫌悪と潔癖

多くの嫌悪感は潔癖からやって来るものだ。 誰かを攻撃し、表向きの善意で弱きものを誑かし、悪銭を得る。 こんなことはもうずっと前から繰り返されてきてどんな事例を当てはめずとも「いつの時代も人間は卑しい坩堝」のようにも見える。 そんなものではない…

マッシュポテトをぶちまけろ ―形骸化する活動の数々

トマトスープをぶちまけろ マッシュポテトをぶちまけろ それが傲りである。 思想やその狙いについて理解はするが結局は「悪名は無名に勝る、されど無明」 果たして、その麻薬のような活動に終わりはあるのか、死ぬまでその悪名にすがりつくしかなくなってし…

「歪曲されセンセーショナルに振舞う愚かなタイトルたち」

サイバーカスケードによって過激化する。周囲が見れなくなる。私達は知性などなく、ただ同じ言葉を繰り返す愚昧である。全体を広く見ることの大切さと、その上でどれだけ無駄な情報に人生を消費させられているかがよく見えてくる。 炎上商法。悪名は無名に勝…

弱者のための世界6

弱者ゆえに弱者のために何か出来ないだろうか。 少ないものから差出せるということの尊さ。慈悲の実践は非人間的なところがあるので、凡夫には小さな慈悲だけが行える。 余裕が無い時こそ、手を差し伸べる。そうした実践を小さなところから始めるくらいしか…

33歳、弱者男性はさまよう

最後は誰でも一人で死ぬ。 どんな人間でも、どんな生物でも、この星ですら、やはり死んでしまうのだ。 最近もよく死について考えることが多いです。増える感染者、そしてそこで零れ落ちていく命。徐々に収まりは見せ始めているか、山頂はまだ先か、それは不…

社会不適合者には弱者の為の世界など描けない。

なんだか定期的にやって来る「消えてしまいたい」という気持ち。 まあ、手を挙げても誰にも助けてもらえないので、自分でやるしかないんですよね。 自殺も自己責任で、どうぞ。私は、まあ、いずれ。 社会不適合者とはなんでしょうか。 主に私に人生に穿たれ…

Cut out

私たちに逃げ場はなくなった。 全ての活動が馬鹿馬鹿しいポジショントークと我利我利の攻撃性に終始していくのだ。ただただ感情的に、センセーショナルに、クソまみれの二者択一が世界に浸透していく。 全て切り取れば、糞便性の追求者としてこの社会が変化…

数字は幸福を呼ばない

この社会で規定された数字が私たちを惨めな気持ちにさせた。 私は全ての数字を恨んだが、それら全てを数値化し、定量化し、私たちの居場所なんかどこにもないかのように、全てが数値化し、資本化し、まざまざと人生を突き付ける。 人間の理性的な部分がこの…

今年もままならぬ

気が付けば今年一年を生存していた。 ただ、辛いのだと口にしてみても、自身の暴力性が様々に発露しつつあり、脳機能の衰えを感じたのが今年だった。 明らかにストレッサーが増えており、私の体も、動物として異様な労働に割く時間によってあまりよくない状…

現実とはかくも虚飾に彩られる。

久しぶりに何か書こうと思います。 炎上。というより、恥知らずな生き方を僕は羨ましく思います。確たるものは決してないのに、自身の絶対性を多幸感と共に外に出せる。その空虚な賛同で食うっていうのは、まさに「人格の資本化」であり、資本主義への過剰適…

想像力の怖さ

まったく想像力でいっぱいなのだ。狂人と、詩人と、恋をしている者は。 その中で、私は狂人寄りだろう。 想像力のはなし。 DLsite.comというwebサービスがある。 このサービスの中では様々な同人ものが売買出来る。 性的な興味というものは、どこまでも自由…

冷凍されたのは14年前だ。

こんばんは。ずれてます。 人々の様々な物は冷凍されてしまわれた。 僕自身は、能力のないままに社会に放り込まれ、やがて完全に無能となりこの社会を落ちていくのだという確信は消えることが無い。それは硬化を続ける意識のせいだ。 最後のあの瞬間に、氷が…

頭を使うことの難しさ

私は無辜である。 そう言い切れる人間は存在しない。 様々な情報と私たちは接続する。 ふと「この貧困は何故解消されないのか、分断を生むのはメディアか」 或いは「生き辛さは資本主義のせいである」 色々な世界観がここには横たわる。 その日暮らしで生活…

地獄

私たちはこの世を憎み、またそれを愛しているが故にここから去ることが出来ない。 地獄:悪行を為した者が死後に送られ罰を受ける世界 何も死なずとも地獄はそこにある。私たちは地獄の体現者としてこの社会を漂う。人間嫌いが人間でしかないように、自我を…

無明

無明:智慧の光に照らされていないこと。 それが取り除かれないのであるから、私はもはや何も成し得ない。 延々と繰り返される生と死、そこから離れた機械の世界があったとして、薄汚れたネオンと吐き捨てられる咬み煙草にはありとあらゆる暴力的な試みが成…

食。または、みかん

みかん こんばんは。 令和三年になったので食べ物の話をします。食に始まる自宅籠りの年。 久しぶりにミカンを食べました。とかく一人暮らしでは果物やお魚を摂取することが少なくなります。簡単に使える豚バラ、小間切れ、ミンチ、または成形肉。カットされ…

記憶と記録

こんばんは。年末なので言葉遊びです。 記憶したものはその流れを捉える。 記録したものはその物語を積み上げる。 私たちが時を保存しようとするとき、そのどちらかに頼るしかない。世界が終わるのだ、終わって欲しい、殺してくれ、生かしてくれ、世界は終わ…

人間の形をしたそうでないもの

こんばんは。 私たちは他人を人間として扱わない。何故なのだろう。 所持金は8円。渋谷・女性ホームレス殺害。「痛い思いをさせればいなくなる」を地でいくこの社会 | ハフポスト 少し古い話題になる。 路上生活者が来なければ、私たちの生活に「異物」が無…

こんばんは。 もう今年も終わりですね。今年しみじみと実感したのは人間は都合の良いこと以外信じられない。それほど怖がりで狭い世界しか見ないのだ。ということです。 (ふふ、感情を満たすことで世界が良くなるとでも? 事実をゴミ箱へ投げ入れて。ふふ。…

弱者のための世界5

こんばんは。今日も私は何とか生存している。 弱者のための世界とは何だろうか。今の社会の中に間違いが含まれていて、それらが意図的にビジネスに繰り込まれている。だからいつまで経っても私たちは振り回され、頭を抱え、取り上げられるのは世界を良くしよ…

悪夢を臨む

弱者の話と内面の話が繰り返されるのがこのブログである。言葉を連ねることだけが私のやることであり、意義であり、その錯乱、恍惚だけが私である。仕事で無能な私は何も成し得ない。あの上下関係、強いか弱いか、この三十年と少しがずっとこれだけなのであ…

弱者のための世界4

孤独死の問題を取り上げる。 なぜなら、私が必ず陥る問題だから。 社会から見えない透明な存在である私がここにいるのは、こうした文章の中だけであり、冷淡な女の目と暴力的な男の目から逃れられずに喉を掻きむしる以外にない。私は私の膨張し異様な形に歪…

弱者のための世界3

無自覚な殺生が私たちの原型にある。 羽から裂かれたトンボ、踏み潰されたハエトリグモ、暴力を振るう遊びが学生時代に有った。どうして小学生の頃にベンチコート狩りと称していちゃもんを付けられたのだろうか。頸動脈を押えられたとき、私の意識は消え、現…

偶像崇拝との距離

私は現実の人間に執着する前に逃げ出した男である。 孤独にはウジがたかる。 楽しいことを考える、これが徐々に削られて嫌な所へと向かっていく。 私がまだ学生だったころ、アイドルの握手会に参加したことがある。理由は特になく、社会経験のために金を払っ…

弱者のための世界2

肝心なことを忘れていた。私たちが定義する「弱者」についてだ。 本当に弱者とされる人たちと、これまで示した弱者は異なる。当たり前だが、意味合いはソフトなものになる。私はどこまでも卑劣であるから、そういったことを忘れる。ジャックナイフを頭に突き…

弱者のための世界

生き物の原理から言えばそれはあり得ない。何か頭を使って生き延びる策がなければ私たちはずっと嫌な所に閉じ込められ、そのまま死ぬまで生かされる。努力を、競争を、私たちはずっとこの閉じた輪の中に存在している。 私はこの社会の中で軽蔑と嫌悪を受ける…

世界観と構造代謝の最中に消えゆく灯火