Katsute_no_kigouのブログ

弱さの発露として世界を語ろう。それが遺書である。

人間の世界と私の構造は常に重ね合わされる。

100011

消え去る前の小話

 怠惰と笑われるかもしれない。昨晩怖気がしたのは冷房の入れ過ぎだろうか、ただ習慣で体が動き、頭は余計なことで満たされる。ああ早く死んでしまえ。
人の気持ちを理解しないクズめ、と構造より産み落とされた俺が間の皮を被り否定を始める。不安から叫ぶのは境界性のアレと同じだ。血糊を吐いて喜ぶ構造はアイデンティティを社会に押し付けたから。
 それをペルソナと呼ぼうが皮と呼ぼうが学術的でないのだからどうでもいいことだ。
 カワハギだ。中身はどうでもいいんだってさ。
 中身を見たことがあるか? お前はないだろう。人間の半分以下。耐えよ、さすれば殺されん。
 どうやら寛容でさまだ首にかかる縄は引かれないぜ落とされないぜ頭を肉体と分離しろ構造を破壊しろ病んだたましいは70億分、前は病んでいない自信はあるか俺はないからここで習慣の生き物を続けるゴチャゴチャ考えるな人生をやれよが周囲の思想であり隠せ隠せぬお前の正直な皮がお前自身を破壊してくれる頼むお願いだ許さないで殺してよ頼むからよろしくね。糞をかぶってもまだ生きている。糞に塗れてもそれが素敵な人生としてそこにある。ああ生物未満それそのものがお前の現れであり思考を砂漠へ荒野へ太陽に焦されるあの場所へ連れて行く。あるのは土塊の働き、人はなく神はなく焼け焦げるより他にない。

 人生という宿題は忘れた。

 俺はこの場所に存在していない。誰かのために生きるのでもなく、誰かのために死ぬのでもなく、誰かを愛した経験がないからそのまま浮いて消えていく。
消えたいのだ。そう思ったせいで、サルトルの言う通りになった。不条理芸の神様を私は呼んだ。意味のないところで人生の意義もないから楽しもう。
前頭葉が腐り始めてやがる。泣くのは怒るのは叫ぶのは全て脳の破壊である。社会から殺される為、ただこの上下、猿山の糞芝居を続けさせないでくれ。お願いだから。
 それは君が本当に人生を生きてないからではないのか? うるせえぶち殺せ。本当も分からねえ畜生どもめ、自分の世界観だけで語りやがるから楽しく生きようだなどといけしゃあしゃあと言えるのだ、それが良いから、それが素敵だから、そうして俺の発言権は召し上げられ言葉は宙を彷徨い病だと分類症にサマライズされていく。分裂してねえ。
 お前は後ろの左右の目の前の上下全ての会話を自意識の肥大で見ている。まだ病に捕まらぬ。十キロで走行し他人に迷惑をかける老人お前は等価だ。あいつかあの後ろのやつがあの後ろのやつが俺を馬鹿にしている俺を攻撃している俺を陥れているなどなど唯々諾々に妄想を現実とみなす。現実などない。てめえら人間どもの世界観が無数に横たわるぶちのめせ破壊しろ絶滅しやがれと絶滅者は叫ぶ。勇気などなくそいつは叫ぶ、社会に殺されるために、殺されたいと望むがあまり叫ぶそれが絶滅者なのである。繋がりなどなく社会の維持になにひとつ役立つことなく益体なしの個体は優生思想の権化として社会に反発するそれは他者の否定愛の否定何もかもがニヒリズムに還元されるあの絶滅者の手法は逃げるためにある逃げられなければこうして生きなければ仕事をしなければ笑わなければ人と関わらなければ人生に押し付けられた宿題を今こそ解く時が来たがもう内容がわからないから破滅者だ。

 誰かの世界がそう告げる。愛したことがないと言うのが一番さみしい。愛されるのではなく、自身で誰かを愛したことがないのは、とても孤独なことだと。
 または老化による社会的機会の喪失から他人が離れていくからか。
 ならば滅せよと絶滅者が叫ぶ。破滅者が殺人を犯し死を望むのと本質は変わらない。
 俺を滅せ、俺を亡き者へ変えてくれ、意識の外側にある無をさらにその外側の幻へ意識へそれそのものをイバラの檻に閉じ込めてやれ。
 孤独。元より孤独だったが、歳をとってこれ以上どう孤独になれというのか、雑談をする友人がいるだろうそれらが消えるのだ。と言っても半年に一回だ。それが俺を世界に把持する。この人生でただの一度も人を愛したことがないのだ。それらが性欲に紐付きで起こるのもわからない。別個ではない、切り離したプラトニックとは妄想の産物でアイドルやアバター実況人に金を払い見染められようという動物から離れたものに他ならない。そのような愛は愛と呼べるか、それがなくとも通じ合うというのはどういうことだ、俺は何も分からない。そこらの学生に声をかけた方がよっぽど有意義だ。
 習慣と慣れと惰性から環境が固定されることの安心感によるものか、安心から愛が生まれた? それが赤子を守るに値する環境となるから、変化の少ない場所でゆっくりと成長する俺達はそうでなければ容易く殺されてしまうから。イエネコにだって狩られてしまう赤子の命。
 自分にとても優しい野菜人間。他人には肉。考えなどない、口にすれば分かり切ったような人間が分かり切ったように人生とは、女とは、男とは、生き様とは、すべきすべきすべきすべきだぎゃあぎゃあと喚きやがれ。俺は肉だ俺を喰らえ俺をかみ砕け血潮が噴出した糞袋をその顎で砕け弾け血と糞と様々な体液とそれが俺で俺は喰われ喚かれ消え去り俺は肉だ唯一それしかない俺の自我を殺せ殺せ許せないから許してやるのだ。誰かを愛したことがない故の狂乱か社会性が喪失したために俺は失調した? それはないまだ常識人としてこうやって普通の文章を書いている地上の地下室のこのはてなブログで俺は文章を書いているのだからまだ病んでいないそこから踏み出し世間の外側で遊ぼう。愛しているよと伝えておいてくれ未来の俺、おそらく墓場で、焼かれてCO2排出のエコに貢献して、愛しているよは病院で死に瀕した際に人工呼吸器に向けて囁きそれ以外はただ慌ただしさの中人間たちに忘れ去られながら死んでいく。ああ愛しているよそんな言葉はもうないのかもしれない俺は誰も愛せない。俺は誰からも愛されないのではない誰も愛せない。強がりだと世界観で笑え経験が全てと経験以外の全てを無として見ない俺達がいるからな、それは愛だろうよ。

 人間として誤魔化している。俺は普通の普通たる普通じみた全く普通の人間その一個体である。真面目な労働者であり真面目な国民であり国力をイデオロギーで飛躍させる阿呆どもとは違うはずだがそれはきっと変わらないことだどちらも怒りだ、単なる構造腐敗だからそれは似た者でありそれを笑う資格はなく一緒に頑張ろうぜの声は木霊。普通の男性が良かった、普通の女性が良かった。同じことなのに側面を変えれば様々な声が膿の様に噴出する。なあその腐った対立は構造腐敗だと何故気付かない気付けないコンプレックスを煽れば経済が回るあのyoutubeの不快な広告どもを見ろよあの腐った漫画と声当てを聞けよ人間どものコンプレックスそればかりが噴出する。膿のように、蛆が噴き出れば蠅が天を駆け世界は暗闇に包まれるわんわんと羽音でそれでハンバーグを作って喰うような俺達は下層の貧民それである。だから普通というものは単なるアテロームであり膿だまりでありただただ押し出される結果系に過ぎない。子どもの頃の親の家の周囲の普通普通普通それほんとですか俺は普通ですかお前は普通ですかいいえボルシチを食べるのでビーツを買いに行きましょう。普通だと思い込め、これは普通だ、そんなわけないのにもっと素敵な素晴らしい、ミントジュレップを飲んで脚から垂れる蛇のような汗の流れを感じよう行き着けばウィリアム・テルごっこで脳天を撃ち抜け。なにかデートをしていてもなにか突っかかるそれはこんなはずじゃなかったはごろもフーズ。俺はシーチキンギフトだ。そう言って疑問疑問疑問ああそれは普通のお前が導き出した世間だ。ここでは孤独でおいさらばえた俺はやっぱさみしいねと言って病院で死んでいくのだろうかそれともただただ太陽だけが俺を焼き尽くすのかここから見ろ、次はないぞ人と会え交流せよ生きよパートナーを見つけよ生きよこのまま生を楽しめ生きよそうだ誰かといればそれは太陽で俺が太陽になってみるのも悪くはないそれは女として生きて男として生きて対等なのは唯一あるのは生殖だけそれが対等で他はよくわからぬガラス細工でそんなことはないよ気を遣ってはいけないよとアドバイスが耳から響く小さな声で囁くこれからどうしよっか、さあね鮫に喰われたいから分からないぜ。

 普通というものはなくただのレイヤーである。グラデーションの中で自身の色を見つけるのはとても大変だから、確たるものに見える数字と絵を大切にする。機械的に算出されていい気になるなよお前は俺は一人だどうだ俺だけが一人じゃないか何を言うかばーかなどと小競り合いを始める。

 今日もじっとりとしていて、そんな狂騒があるのはWEB上で、現実はじっとりとしたまま少しだけ太陽に照らされた。その暑さと汗の出る音を感じて、それ以外はただただ溢れる言葉ばかりと過ごしているのだ。唯一、社会から押し付けられることのない太陽の熱、これで焼け焦げることだけが俺の人生である。

世界観と構造代謝の最中に消えゆく灯火