人間の構造と世界観
ナルシシズムが私を救うなど有り得ない。自分を誇らしく思うこと。よくうぬぼれと一緒に評価されるが、他者の承認が植え付けられている、それが自己のアイデンティティを確立するものであるから。自己愛性パーソナリティ。ナルシスが自身の美しさによって傲…
私が若者でなくなった時に落ち着きを取り戻す為に行ったのが文章を書くこと。それらは感情を切れ切れに細切りにしてそれらをぐしゃぐしゃに混ぜて大きな紙の上に糊付けする。ただ書くだけで落ち着くと言うのが統合失調症の患者にも見られる。私はどうだろう…
弱さの構造代謝は常に穿たれている。私達が弱弱しく不安で狂乱に苛まれそうになった時に作り上げる疑似理論は単なる反発で論理性はなくただただセンセーショナルな言葉とイメージばかりが先行し私達の正しさを構築する機会が奪われてしまう。ただ見せ付けら…
死への恐怖がある。 仕事をしていても、娯楽に興じていても、何をしていても死への恐怖はぬぐえない。私は太陽信仰を求め、バスルームの電球カバーを外した。あのフィラメントの熱、あの光、シャワーの滴る水滴と精液が混ざった排水溝は私を孕む。私はそこで…
一体どうして俺は怒ってるの?僕が無理をしているから。 この全身は呪いまみれだ。消費しなければ死ぬ。儀礼を行わなければ死ぬ。他人に流されなければ死ぬ。他人に敵意を向けられたら死ぬ。勝ち負けに拘らなければ死ぬ。損失を回避しなければ死ぬ。恋愛出来…